Windows11の更新エラーについて
- 2024.12.19
- パソコン
ソフトウェアにはアップグレードがつきもの
Windows10からWindows11に無償アップグレードして長らく立ちますが、どんどんアップデートが出ますね。ソフトウェアはアップグレードしてなんぼです。
世の中にバグのないソフトウェアは無いと言われています。それで、アップデートが出れば出るほど、ソフトウェアは安定する傾向にあると言われます。
ただ、メジャーバージョンもアップグレードしないといけないので、バグフィックスばかり繰り返していても、世の中には受け入れられません。
世界中の大半のPCで使われているのはWindowsですが、わたしも使っています。最近は24H2を適用しましたが、その際にいろいろとエラーに見舞われましたので、その二つについてログを残しておきます。
・24H2に更新適用後に再起動しても、永遠に再起動が求められる
・ネットワーク診断用のドライバーが読み込まれない
24H2に更新適用後に再起動しても、永遠に再起動が求められる
これはWindowsのメジャーアップデートで、どんどん出されるバグフィックスやアップデートを年次でまとめたものです。
最新はWindows11の24H2が2024年10月に発表されました。システムのバージョン情報でこの値は確認できます。
今ですと22H2だったり、23H2の人が多いのではないでしょうか。
このまとまったアップデートは、自動的に当たらないことが多く、基本的には自分でアップデートする操作をします。設定のWindowsUpdateのところから「インストール」ボタンを押すわけです。
しかし、一気に色々適用するため不具合も多く、23H2の時もそうでしたが、今回もWindowsがブルースクリーンになる、永遠に再起動を繰り返すなど、不具合報告をネットでよく目にします。
基本的には大型アップデートは何カ月か待ってから適用することをお勧めします。
ちなみに、私はソフトウェア系の仕事をしているので、新しいバージョンで動くかテストするためにもすぐ適用します。その分、いろいろ問題も発生しますので、替えのパソコンを何台か持っています。
さて、私のPCではRyzen5 4500UのノートPCと、Core i5-8700KのデスクトップPCの両方で、アップデート適用後に何度も再起動を求められる状態になりました。
具体的にはアップデート適用後、再起動します。その後、正常に起動するのように見えるのですが、うまく適用されていないようで、再度更新を適用するために再起動を求められます。これが永遠に続きます。
この場合の回避策はYoutubeなどでも色々説明されていますが、私はWindowsUpdateからアップデートしてダメなら、Windowsアップデートアシスタントを使用する方法です。
Googleなどで「Windowsアップデートアシスタント」と検索すれば出てきます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11
これは、いわゆるMicrosoftが準備したインストーラー付きのアップデートパッケージです。こちらでインストールを行うとどちらのPCでも再起動を無限に求められる現象はなくなり、一度で正常にOSが更新されました。
みなさんもぜひ試してみてください。ただ、何か起こっても保証はできませんで、自己責任でお願いします。
ネットワーク診断用のドライバーが読み込まれない
こうひとつの問題は、ネットワーク診断用のドライバーが読み込まれないという問題です。
これは、ネットワークドライバーが読み込まれていないわけではないので、通信できないというわけではありません。
放置していても問題は無いのですが、なんとなく気持ち悪いので、エラーが出ないようにしたいものです。
こちらはインターネット上にたくさん解決方法が出ていますが、私が行ったのはIntelネットワークドライバーを更新する方法です。
ネットワークのドライバーはWindowsUpdateで適用されますが、Intelやベンダーから出ている最新はWindowsUpdateには上がってきません。それで、最新のものをダウンロードしてきて、自分で適用するというものです。
ちなみに、ポイントは事前にドライバーをダウンロードしておき、デバイスマネージャでNICをアンインストールしてから、インストールするというものです。この際ネットワークの通信ができなくなりますので、ご注意ください。
Intel系ワイヤレスカードを使用している場合はこちらからダウンロードできます。
https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/support/products/59485/wireless.html
自動でデバイスを認識して探す場合はこちらからも探せます。
https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/download-center/home.html
こちらは現在のバージョンです。
この日付の部分が、最新のバージョンよりかなり古く、ベンダーのアップデートが出ている場合はこれを適用することで、このエラーを解消することができます。
デバイスをアンインストールする場合は、この画面から進めることができます。
それぞれの方法は問題を解消する一つの方法に過ぎず、解消できない場合もありますので、ご了承ください。
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