はかどるノマドワーク

はかどるノマドワーク

フリーランスになって早6年経ちました。仕事は頂いているのですが、メインの所は実は出来高じゃなくて時給制なんですね。とっても気前がいいというか、ありがたいというか。また、住んでいるのがあまりお金のかからないネパールというのもあり、稼ぐお金が年々下がってきています。

もちろん、働かなければいけなくて、実際貯蓄もじりじりと減り、底につきかけてきています。ですので、働こうと思ってはいます。しかし、私はアレです。オフィスの必要な人間だったのです。。。フリーランスにはとことん向いていないというか、やる気がコントロールできないというか。はい、ダメ人間だったのです。

フリーランスは会社員にならずに、個人で契約をしながら働く形態の事です。ただ、効率よく働くためには「出勤」というスイッチが必要だったのです。フリーランスの働き方で検索すると、自分のスイッチをどうやって入れるかがたくさん出てきます。Goolge先生ありがとう。部屋とか机を変える、着替える、不要なものを見えなくする、電話やメールを届かなくするなど、色々あるようです。もちろん、自分で気を付けてはいるのですが、Youtube、テレビドラマ、ネットサーフィンなど、机に座ってパソコンの前に座っていても、あれよあれよと娯楽方面に突き進んでしまいます。また、机の後ろに昼寝スペースがあるために、知らないうちに昼寝して、気が付いたら夜になっていたり。ナマケモノとは恐ろしい生き物です。本物は人生の8割以上を木の上で動かずに過ごすのだとか。

負の連鎖の脱却を図るため、カフェに行ってみました。店員や他のお客さんの目もあり、イヤホンでYoutubeを見るわけにもいきません。なぜなら、ネパールでは他の人が何をしているのかなと普通にガン見してくるからです。また、高いお金を払ってコーヒーやスイーツを買っているため、集中しなければという意識も働きます。安いものだけ選んでも、やはり400ルピーくらいは1回でかかるもので、地元のレストランでご飯を食べる私からすると食事約4回分。安くはありません。

という事で、今日はパタンのHimalayanJavaカフェに出かけて、ノマドワークしてきました。ノマド(Nomad)とは遊牧民という意味で、働く人に使う時は決まったオフィスを持たず、どこでも仕事をする人たちの事です。特に、カフェなどに出向いて仕事をするときにもよく使われる言葉です。今日は私以外に、白人女性が一人ずっと記事のようなものを書いていました。あと、ネパール人のおじさんが一人。彼は座ってコーヒーを飲んでいましたが、私が店員に許可をもらって店内の撮影を始めると、自分もスマホを取り出して撮影しだしました。

ネパールでは、1年ほど前の法改正から、勝手に写真を撮ることは違法行為になりました。特に個人が特定されるような写真やビデオは許可を得ないと刑罰の対象になります。もちろん、相手が訴えればの話ですが。それで、法改正当時はみなさんギスギスして、みんな大好きFacebookもあまり使わなくなってしました。でも、結局許可を得て撮影すれば良いだけなんですよね。

今日はパソコンの仕事でなく、記事を書くために店に行きました。しかし、それにしても作業がはかどるものですね。目の前に無駄なものが一切ないからでしょうか。1時間半ほどで2件書き上げることができました。やはりプロのブロガーにはかないませんが、今後PVが上がっていけば広告もつけたいと考えています。オワコンなブログではありますが。ちなみに、前回も別のカフェでパソコンの仕事をしたときはとてもはかどったのを覚えています。稼ぎがよければ、カフェ代もオフィスの家賃として考えられるかもしれません。とりあえず、やる気を起こすためにダメ人間は試行錯誤を重ねていきたいと思います。今後も、当ブログとネパリンガル.COMをよろしくお願いいたします。